僕がまだ子供の頃、祖父に連れられて、大阪万博に行きました。1970年のことです。
1970年というのは、今考えると、実に様々な事件が日本で起こっています。よど号事件、安田講堂事件、そして浅間山荘事件など、本当にいろいろな出来事がありました。
事の善悪は別にして、誤解を恐れず書くと、日本という国が大きな呼吸をして、ダイナミックに動いていた時代のように思ってしまうのは、僕だけでしょうか!?
さて、そんなダイナミックな時代に開かれた大阪万博は、本当にビッグなイベントでした。もしかしたら、東京オリンピックに続いて、日本から世界に向けて、大きく情報を発信出来る、凄い出来事だったと思われます。(その後の日本は、まったく何も発信していない気がしますが・・)
その時の僕は、アメリカ館を見ることが、最大の目的でした。それは、そこに「月の石」が展示してあったからです。
とても暑い日だったようなきがします。3時間以上もならんでアメリカ館に祖父と僕は入りました。
透明のケースの中に、それはありました。考えてみればただの岩石みたいな石なのですが、その石は僕に雄弁に語りかけてきました。そして、その時僕が感じたのは、「夢」とか「ロマン」だったに違いありません。
あれから30年以上たちました。走ったり、歩いたり、休んだりの年月でした。あの頃の僕と今の僕は、どれくらい離れたのでしょうか。
それを確かめるためのプロジェクトが、来年からいよいよ始まります。
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