僕だけを残して、夏が行く。

Los angelesの市街地。ラシエネガストリートと、メルローズストリートの交差点。
長くのびたビルの陰が、少しだけ僕を憂鬱にする。

3年間過ごしたここの生活は、悪くなかった。
ふとしたきっかけで、一緒に暮らし始めたマリーとの毎日は、退屈な時間を
僕に与えてはくれなかった。
祖母がアメリカ人の彼女は、僕にとっては、やはり異国人だと思っていた・・。

彼女は、40歳を過ぎても夢ばかり追いかけている僕のことを、理解できなかったようだったし、
僕は僕で、35歳までには子供を産み、サンタモニカ辺りに家を買い、穏やかな暮らしを望んでいる彼女のことを、正面から見ないようにしてきた。

もしかしたら、彼女の方が、僕より日本人らしかったのかもしれない。

僕は年甲斐もなく、洗いざらしのシャツと短パンが好きだし、
部屋から見える海に飽きることもない。

僕の時計は、他の人のそれより、きっとゆっくり進んでいると、
マリーに気づかされた。

ビバリーセンターに向かう車の流れは、途切れることはない。

そんな車の流れを目でおいながら、マリーには何て話せばいいのかと、考える。二週間後の成田行きのエアーチケットを買ったことを、打ち明けなくてはならない。

生来、ケンカや争いごとを好まない僕は、自分の気持ちを伝えるのは、あまりうまくない。
マリーは、突然の僕の行動を何て言うのだろう。
数時間前、エアーチケットを買った時から、そのことばかりが、頭の中をぐるぐる回っている。


ふと、こんな物語の始まりを書いてみました。
この後、この物語はどんなカタチで展開していくのでしょうか!?
新幹線の移動中、『リレー小説』は面白い、という友人の作家、友野康治の言葉を思い出しました。

このblogをお読みで、もし、興味のある方がいれば、書き込みで物語を展開してみてください。

実験的なことですから、数行でもかまいません。
もちろん、僕も参加します。
いかがでしょか!?

投稿者 microdream : 2008年09月19日 02:40

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コメント: 僕だけを残して、夏が行く。

どうして僕は、エアーチケットを買う前にマリーに話をしなかったのか?何故、二週間後なのか?正直、自分でも分からない。

彼女とのズレがあったのは確かだが、急に嫌いになった訳ではない。
気が付いたらエアーチケットを手にしていたのだ。
だが、これでは彼女が納得しないだろう。

僕は飽きたのか…。彼女に?ここの暮らしに?
いや飽きたと言う言葉は近い様で遠い。

投稿者 ゆうゆ : 2008年09月20日 01:25

素敵な面白い企画?!ですね~
芸術の秋を感じられます・・・

はじめ読み始めた時は、過去の昔話を書かれているかと思いました^^(実体験かもしれませんが^^;)
前にラジオの生放送で台本なしの生ドラマ企画って
楽しいと思いました。これは出演者のレベルが高くないと相手のセリフっていうか、本当の会話を上手にキャッチボールしないとダメなので、放送事故になりかねないので、夢のような無理の話ですが・・・
その後、某映画で台本が変わるシチュエーションのラジオドラマがありましたね。

でも生は無理でも、今後ブログだと読者、ラジオだとリスナーが作る物語を朗読形式か、ゲストが変わるラジオドラマ制作を是非企画してください。二人もしくは三人の設定で、書いてもらい自分の書いた物語が作品になると参加してる感を味わえると思います。
今、ブログブームで発信したい欲望は、世の中多いと思うのですが、いかがですか?
って前置きが長くなりましたが、文才ないですけど、感覚で続き(案)?を書いてみました。マリー側の気持ちってイメージでしょうか・・・

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マリーは気づいていた。いつかこんな日が来ることを…時間の流れの違う彼との生活。
マリーは悩んでいた。サンタモニカでの穏やかな生活とは、祖母から聞いた遠い昔の淡い恋の話、
そして彼女にとってのトラウマから扉を開ける鍵であり、小さな幸せで夢でもあったからだ。

マリーは彼をとても愛していた。彼を想うあまり引き止められずともついていく決心もつかずにいた。
それは彼の事を本当に考えると、この先の輝く彼の未来を消したくはなかったから・・・
人のことを本当に愛すると、自分の幸せも願うけれど相手の本当の幸せをも考えることが
できるのかもしれない。
マリーの気持ちは決まっていた、何も想ってないように身を引こう・・・・
いや身を引くのではなく笑顔で彼を送りだしてあげることを、言えなかった秘密を抱えながら・・・・
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投稿者 メアリー : 2008年09月20日 11:52

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