つかこうへい氏。


海外から帰って来たら、つかさんの逝去がニュースになっていました。

一番好きで、一番憧れて、一番遠い演出家ではありました。

つかさんを知ったのは、「蒲田行進曲」の原作者としてでした。
その当時僕は、小説と戯曲の区別もつかず、つかさんのことを、
作家だと思ったものです。


数々の彼の作品に触れる度に、生意気にも僕は、この人は
どれだけ人間の煩悩と本能を知っているのかと、心地よい恐怖感さえ
覚えてしまいました。

ネガティブな愛の表現は、彼の得意な表現ですが、そこにある
溢れんばかりの愛の量は、今後誰にも表現できないでしょう。

彼が在日の人だったと言うのは有名です。
でも、子供の頃から差別にあい、いつかは公平な世の中になることを
願って「つかこうへい」というペンネームにしたことは、
意外に知られていません。

つかさんのご冥福をお祈りします。合掌。

投稿者 microdream : 2010年07月16日 10:57

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